レンタルサーバーのメリットとデメリットとは?しくみについても詳しく解説

レンタルサーバー メリット デメリット

「レンタルサーバーのメリットとデメリットについて知りたい」

「レンタルサーバーのしくみや使用用途(目的)とは?」

このような疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事では、レンタルサーバーが持つ長所や欠点、特徴についてご紹介します。

最後まで読むことで、各レンタルサーバーの特徴だけでなく、使用目的に合ったサービスの選び方も学べるでしょう。

また、有料サーバーだけでなく無料サーバーに関する豆知識も掲載しているので、サーバー選びの参考にしてください。

目次

共有サーバーのメリット・デメリットを解説

共有サーバーのメリットとデメリットについて解説します。

共有サーバーのメリット

共有サーバーのメリットは、以下の3つです。

  • 運用コストが安い
  • メンテナンスが不要でサイト運用がしやすい
  • サイト運用がはじめてでも比較的簡単に使える

共有サーバーのデメリット

共有サーバーのデメリットは、以下の2つです。

  • OSカスタムなどの設定変更ができず、自由度が低い
  • 1台のサーバーを不特定多数が使うため、ほかのユーザーの影響を受けやすい

専用サーバーのメリット・デメリットを解説

専用サーバーのメリットとデメリットについてご紹介します。

専用サーバーのメリット

専用サーバーのメリットは、以下の3つです。

  • 契約者1人につき1個のサーバーを所持できる
  • ディスク容量が大きく、安定したサイト運用が可能
  • ソフトウェアのインストール・設置が可能で、自由度が高い

専用サーバーのデメリット

専用サーバーのデメリットは、以下の3つです。

  • ほかのレンタルサーバーと比較して費用が高額
  • サーバーの管理や操作に専門スキルが必要
  • サーバー設定に時間がかかるため、すぐにWebサイトを開設できない

VPSサーバーのメリット・デメリットを解説

VPSサーバーのメリットとデメリットについてご紹介します。

VPSサーバーのメリット

VPSサーバーのメリットは、以下の3つです。

  • 専用サーバーのような機能性をリーズナブルな価格で利用できる
  • 共有サーバーと比較して自由度が高く、動作が安定している
  • 既存のOSから希望するOSを選択できる

VPSサーバーのデメリット

VPSサーバーのデメリットは、以下の2つです。

  • サーバー設定や運用は契約者がすべておこなう必要がある
  • 専用サーバーほどの機能性や自由度はない

クラウドサーバーのメリット・デメリットを解説

クラウドサーバーのメリットとデメリットを解説します。

クラウドサーバーのメリット

クラウドサーバーのメリットは、以下の3つです。

  • SSDが導入されているため、アクセス負荷のかかりやすいWebサイトにも適している
  • 複数の仮想サーバーが使用できるため、柔軟性・拡張性が高い
  • 1契約に必要なだけ仮想サーバーを構築できる(利用制限がない)

クラウドサーバーのデメリット

クラウドサーバーのデメリットは、仮想サーバーの使用量が増えるほど運用コストがかかりやすいことです。

クラウドサーバーは従量課金制のため、使用量に応じて金額が変動します。

仮想サーバーの使用量が増える場合は、事前に見積もりを取るなど、予算を考慮しながら
契約を決めていきましょう。

お得な無料レンタルサーバーのデメリットとは?

無料レンタルサーバーのデメリットについて、ご紹介します。

無料レンタルサーバーはディスク容量が1GB前後と低い

無料レンタルサーバーはディスク容量が制限されており、容量不足によりアップロードに悪影響があります。

サイト内で画像や動画などを多用する際は、容量無制限の無料レンタルサーバーや有料サービスの検討をおすすめします。

処理速度が遅く動作が不安定

収益性のない無料レンタルサーバーは、サーバー1台に多くのユーザーが殺到する形になるため、低品質でシステムが不安定です。

万一使用中に障害やトラブルが生じても、運営者から保証が受けられることは稀でしょう。

特に個人が運営している無料レンタルサーバーは、急なサービス終了のリスクもあり、注意が必要です。

サポートや保証がついていない

収益性のないレンタルサーバーは、サポート体制が敷かれていないケースが多く見られます。

使用中になんらかのトラブルが生じた際は、自己対応が避けられません。

自己対応が難しい場合は、手厚いサポートが受けられる有料サービスの利用をおすすめします。

独自ドメインが取得できない

無料レンタルサーバーは共有ドメインになるケースが多く、自分専用の独自ドメインを取得できないことがあります。

共有ドメインとは、無料ブログやレンタルサーバーが用意した1つのドメインを、複数のユーザーに区分けしたドメインのことです。

共有ドメインは独自ドメインと異なり、サイトの信頼性やSEOに悪影響が出やすく、特にビジネスサイトの運営に不利になります。

共有ドメインのデメリット

  • サイトの信頼性が低く、企業イメージを損いやすい
  • SEO対策に不利
  • 同じドメインでサイトの引っ越しができない(URLが変わる)
  • 強制的に広告が表示される

やむを得ず無料サーバーを使用する場合は、独自ドメインが取得できるサービスを選ぶことが大切です。

SSL設定ができずSEO対策に不利

サイトの信用度を上げるには、SSL対応のレンタルサーバーをおすすめします。

SSLとは、訪問者を保護するセキュリティの一種で、Googleが強く推奨しています。

レンタルサーバーはなぜ必要?しくみや用途(目的)を解説!

レンタルサーバーのしくみや使用用途・目的について解説します。

レンタルサーバーって何?

レンタルサーバーとは、Webサイトなどのデータを保管するサーバーを借りられるサービスのことです。

サーバーは自前で用意することも可能ですが、媒体の費用や設置場所だけでなく、初期設定や保守管理などの専門知識が必要です。

レンタルサーバーは、運営者が媒体を用意し、上記の作業を整えて契約者に提供してくれるため、専門知識がなくてもサーバーを所持できます。

また、レンタルサーバーを活用してWebサイトを運用する場合、サイト管理者がWebサイトのデータを一括してサーバーへ転送します。

そのWebサイトの情報を見たい訪問者(ユーザー)は、スマホやPCなどからサーバーへアクセスしてサイト情報を読み取るしくみです。

レンタルサーバーでできること

レンタルサーバーに契約すると、主に以下の4つができるようになります。

  1. Webサイトやブログの運営
  2. ネットショップ・ECサイトの運営
  3. アフィリエイト広告の掲載
  4. 独自ドメインを含むメールアドレスの作成

レンタルサーバーは手軽・安全にサイトを運用するために必要

簡単・安全にWebサイトを運用するなら、レンタルサーバーの利用がおすすめです。

なぜなら、レンタルサーバーにはサイトを保護するSSL設定や、WordPressのインストール機能など、安全性・機能性が優れているからです。

自前でサーバーを用意する場合は、サイト構築はすべて自分でおこなう必要があります。

トラブルや障害が生じても自己対応が求められるため、特にサーバー構築が難しい初心者には向かないでしょう。

一方、レンタルサーバーは、上記のシステム構築や障害時のサポートもリーズナブルな価格で一任できます。

サービスによっては月額数百円から契約できるので、使用目的や予算に併せて検討してみてうださい。

レンタルサーバーには4つの種類がある

代表的な4つのレンタルサーバーについてご紹介します。

  1. 共有サーバー
  2. 専用サーバー
  3. VPSサーバー
  4. クラウドサーバー

共有サーバー

共有サーバーとは、1台のサーバーを複数のユーザーが共同で使うサーバーのことです。

基本的にレンタルサーバーは共有サーバーをあらわします。

【共有サーバーがおすすめな人】

  • はじめてサイト作成・運営をする人
  • できるだけ簡単にサイト管理をしたい人
  • ホームページの運営コストを安く抑えたい人
  • 時間をかけることなく、すぐにサイトを開設したい人

【共有サーバーが向かない人】

  • 費用よりも機能性を重視する人
  • 規模の大きなサイトを長期的に運営する人
  • ビジネスサイトを運用したい人
  • サーバーのカスタマイズにこだわる人

共有サーバーは費用が安く、初心者にも使いやすいメリットがある一方、ユーザー同士の干渉を受けやすく、サイト運用の影響が出やすい欠点もあります。

例えば、一部のサイトにアクセスが集中し、サーバーへの負荷が大きくなると、ほかの契約者のサイトも繋がりにくい状態になります。

一時的なアクセスの集中はサーバーダウンを起こす危険性もあるため、安全にWebサービスをシステムを構築したい人は使用しないのが得策です。

専用サーバー

専用サーバーとは、契約者一人に対し1台のサーバーが貸与されるサーバーのことです。

【専用サーバーがおすすめな人】

  • 安全にWebサービスを運営・展開したい人
  • サーバーを自由にカスタマイズしたい人
  • サーバーのスペックや機能性を重視したい人

【専用サーバーが向かない人】

  • サイトの運用コストを抑えたい人
  • サーバー構築・管理の専門スキルを持っていない人

契約者一人が1台のサーバーを独占して使用することができるため、共有サーバーのようにほかのユーザーから影響を受けることがありません。

また、ソフトウェアのインストールや設定など、カスタマイズがしやすい利点もあります。

専用サーバーはディスク容量が大きく、安定したサイト運用に適していますが、ほかのレンタルサーバーより費用が高額になるのが欠点です。

共有サーバーの10倍近く運用コストがかかるケースもあるため、予算に考慮してサービスを慎重に選びましょう。

VPSサーバー

VSPサーバーとは、日本語で「仮想専用サーバー」を意味します。

1台のサーバーを複数のユーザーが使用しますが、サーバーのカスタマイズが可能で、共有・専用サーバーの特徴を併せ持つ中間的な存在です。

【VPSサーバーがおすすめな人】

  • 費用は抑えたいが、サーバーをカスタマイズしたい人
  • ゲームや独自アプリを使用したい人

【VPSサーバーが向かない人】

  • サーバー設定や運用を自分ひとりでできない人
  • 専用サーバーと同等の機能性・自由度を求める人

VSPサーバーは、ユーザーごとにゲストOSが割り当てられるため、ほかのユーザーから影響を受けることなく安定的にWebサイトを運用できます。

専用サーバーと比較して自由度や機能性は劣りますが、ソフトウェアの設置もできるため、ゲームや独自アプリの使用も可能です。

クラウドサーバー

クラウドサーバーとは、1台のサーバーに複数の仮想サーバーが構築された形態を指します。

VPSサーバーと構造が似ていますが、クラウドサーバーは1契約に対し複数の仮想サーバーが提供されるのが特徴です。

※VSPサーバーは、1契約に対し1つの仮想サーバーのみ

【クラウドサーバーがおすすめの人】

  • 小規模のWebサイトから運用し、段階を追って規模を拡大したい人
  • サイト運営に限らず、利用目的が多岐に渡る人
  • アクセス数が一定でないWebサイトを運営している人

【クラウドサーバーが向かない人】

  • アクセス数が少ないWebサイトを運営している人
  • サーバーの構築・運用・保持などの専用スキルを持っていない人
  • サーバーの契約に費用をかけたくない人

クラウドサーバーは1台のサーバーを複数の契約者が使用しますが、割り当てられるスペースは仮想的に作られた専用サーバーです。

契約者はスペース内でCPUやメモリを専有して使用することとなり、OSの選択やソフトウェアの設置など、自由にカスタマイズできます。

無料レンタルサーバーを徹底比較

サイト運営におすすめな無料レンタルサーバーをご紹介します。

WordPress.com|無料プラン

WordPress.comは、WordPress公式のレンタルサーバーです。

デフォルトでWordPressがインストールされており、WordPressの操作がはじめての人にも使いやすいメリットがあります。

無料プランの場合、機能制限により基本的なプラグインのみの使用となりますが、お試しプランとして気軽に利用できます。

ただし、独自ドメインの設定はできません。

デスク容量 1GB
PHP
自動広告表示 あり
SSL

出典:WordPress.com|プラン比較

スターサーバーフリー|フリーPHP+MySQL

スターサーバーフリーは、ネットオウル株式会社が提供するレンタルサーバーです。

無料プランは全3種類あり、「フリーPHP+MySQL」プランを選択することでWordPressを使用できます。

デスク容量 2GB
マルチドメイン 1個
サブドメイン 50個
PHP5・PHP7
MySQL 1個
データベース容量(制限値) 50MB

出典:スターサーバーフリー|プラン一覧

XFREE|WordPress機能

XFreeは、Xサーバーが提供するレンタルサーバーです。

「WordPress機能」プランを使用することで、無料でWordPressを運用できます。

専用管理パネルからWordPressを簡単にインストールできるため、初心者にも使いやすいのが特徴です。

また、プラグインやテーマのカスタマイズ、広告の非表示(PC閲覧のみ)、独自ドメイン設定など、有料プラン並の機能性があります。

デスク容量 2GB
独自ドメイン 5個
PHP
(バージョン切り替え可)
FTP
(※国外ネットワークからの接続を制限)
データベース容量 100MB
広告表示 あり
(スマホ・タブレットのみ)
.htaccess編集
ダッシュボードのSSL設定
phpMyAdmin
メール配信数 1日あたり200通

出典:XFree|無料レンタルサーバー

XREA|XREAFree

XREAは、GMOデジロック株式会社が提供するレンタルサーバーです。

無料プラン「XREAFree」はWordPressの使用のほか、マルチドメインの設定や広告を非表示にできます。

デスク容量 1GB
マルチドメイン設定
転送量 1日あたり1GB
チャットサポート
広告表示 あり

出典:XREA|XREAFree

Google Cloud Platform|Googleの無料レンタルサーバー

Google Cloud(Google Cloud Platform)を使用することで、90日間300分のトライアル期間内でWordPressを無償で運用できます。

※無料トライアル終了後は、月額使用料($12.71)が発生

無料トライアルは仕様変更が予測されるため、こちらのページから最新情報を確認してください。

出典:Google Cloud|Google Cloud上のWordPress

サーバー構築時におすすめの有料レンタルサーバー

サーバー構築におすすめの有料レンタルサーバーをご紹介します。

  • ConoHa WING
  • エックスサーバー
  • ロリポップ

速い・安全・大容量|ConoHaWING

Conoha WING

ConoHa WING」は、国内最安級のサーバー料金から使えるレンタルサーバーです。

conohaの料金表

国内レンタルサーバーサービスの中でWebサーバー処理速度調査した結果、ConoHa WINGの処理速度が最も速く、2位に約2倍の差をつけて第1位という結果でした。(Conoha WING調査)

国内No.1の圧倒的な速さを誇るConoHa WINGなら、ストレスのない高速なサーバー環境を手に入れることが可能です。

またWordPress簡単セットアップ機能があるので、すぐにブログを開始できるのが特徴。

運用サイト数230万件を突破!|X SERVER(エックスサーバー)

X SERVER(エックスサーバー)

X SERVER(エックスサーバー)」は、サーバー速度No.1で知名度も業界トップクラスの高性能レンタルサーバーです。

エックスサーバーの料金表

初期費用は元々無料で、月額990円(税込)〜利用できます。

初心者でも安心して利用できるよう、夜中での万が一のトラブルに対応できるようにするため、24時間365日メールでサポートを行なっています。

専任スタッフがついて電話サポートもあるので、初心者向けのレンタルサーバーとも言えます。

ブロガーなどの個人から官公庁や大手企業まで導入しており、16万社を突破!

WordPress利用者満足度No.1|ロリポップ!

ロリポップ」は、申し込みと同時にWordPressのインストールができ、誰でもすぐにサイトやブログの運営をはじめることができるレンタルサーバーです。

「ハイスピードプラン」「エンタープライズ」で契約すると、大人気ドメインの「.com」「.net」が永遠に無料で利用することが可能です。

2022年11月時点で全プランともに「初期費用無料or契約期間1年自動延長」のキャンペーンを実施中です!(2022年12月31日まで)

国内シェアNo.1のレンタルサーバーなので、信頼性も抜群です。

キャンペーン実施期間が年内なので、早めの申し込みをおすすめします!

Webサービスに適切なレンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーの選び方について解説します。

サイト表示・処理速度が速いレンタルサーバーを選ぶ

レンタルサーバーには、サイトをアップロードするための「Webサーバー」が存在し、以下の3種類があります。

  • Apache(アパッチ)
  • NGINX(エンジニエックス)
  • LiteSpeed(ライトスピード)

上記3つのうち、サイト表示が速いのが「NGINX」と「LiteSpeed」です。

サイトの高速化を重視するなら、この2つのいずれかが導入されているレンタルサーバーを探してみましょう。

SSD搭載のレンタルサーバーを選ぶ

パソコンと同様、レンタルサーバーにも保存ディスクにHDDやSSDが利用されています。

サイトの処理速度を高めるなら、HDDよりSSDがおすすめです。

また「SSD RAID10」で、さらに高速化と安全性を高める選択肢もあります。

レンタルサーバーのストレージには「RAID」というスペックがあり、RAID0〜RAID10までの種類があります。

※レンタルサーバーでRAID0は使用されていない

RAIDの種類によって安全性と処理スピードが異なり、レンタルサーバーでは「RAID3」「RAID5」「RAID10」の使用が一般的です。

なかでもRAID10は、安全性と処理能力が高いとして人気があります。

ただし、ハイスペックなSSDほど料金が高額になるため、運用コストを考慮しながら導入するレンタルサーバーを決めていきましょう。

SSL設定されているレンタルサーバーを選ぶ

常時SSLとは、サイト内の全ページ(トップページを含む)をSSL通信にすることを指します。

URLが「https://」からはじまっているのが特徴で、以下の理由から常時SSL化が進んでいます。

  • 検索順位の向上が期待できる(SEO対策ができる)
  • 検索順位が向上することでアクセス数が伸びやすくなる
  • 安全性の高いサイトとして訪問者に安心感を与えられる
  • HTTP/2プロトコルが有効となり、高速通信が可能となる

近年はGoogleが常時SSL化を推奨しており、検索順位も若干優遇することを公にしています。

また、Google Chrome68では「http://」からはじまるサイトに対し「保護されていない」と警告表示するようになりました。

Googleの方針に従い、少しでもWebサイトに優位性を持たせるためにも、常時SSL化されたサーバーを選ぶのが得策です。

バックアップ機能つきのレンタルサーバーを選ぶ

レンタルサーバーは処理速度や料金面だけでなく、機能性も注視することが大切です。

特に、大切なデータの損壊や消失などに役立つバックアップ機能は、サイト運営に欠かせないでしょう。

サイト運営には、常に以下のようなトラブルの危険性があります。

  • 誤って大切な情報を上書きしてしまった
  • 残すべきサイト情報を誤って削除してしまった
  • 自社サイトがハッキング被害に遭った

クラウド操作が主体となるWordPressは、基本的に手元に元データが残らないため、上記のトラブルが生じると復元しにくくなります。

WordPressのようにオンライン上でサイト管理をおこなう場合は、有事に備えて自動バックアップ機能つきのレンタルサーバーを検討しましょう。

WordPressを設置しやすいレンタルサーバーを選ぶ

WordPressをシンプルな操作で設置できるレンタルサーバーを選びましょう。

アフィリエイトサイトの構築は、WordPressの使用が一般的です。

また、WordPressの導入は操作が煩雑で時間と手間がかかります。

近年は簡単にWordPressをインストールできる機能性を持ったレンタルサーバーが増えたため、自分の目的に合ったサービスを探してみましょう。

レンタルサーバーに関するよくある質問

レンタルサーバーに関するよくある質問に回答します。

商用サーバーって何?

商用サーバーとは、商用利用が禁止されていないレンタルサーバーを指します。

一般的な有料サーバーは商用利用が認められているため、商用サーバーと定義されます。

ホスティングサービスのメリットは?

ここでのホスティングサービスとは「レンタルサーバー」を意味し、以下のメリットがあります。

  • 専門知識が必要となるサーバーの構築や運用を運営者に一任できる
  • 独自ドメインを含むメールアドレスを開設・利用できる
  • 自前でサーバーを用意するよりコストが安い

ロリポップは無料サーバーではない?

ロリポップは有料サービスで無料サーバーではありません。

ロリポップは、月額100円台から使用できるので、規模の小さな個人サイトやブログの運営に適しています。

ドメイン無料のレンタルサーバーはある?

一定の条件を満たすことにより、ドメインの取得・更新料が無料になるレンタルサーバーがあります。

上記はサービスによって条件が異なるため、「サーバー構築時におすすめの有料レンタルサーバー」

の記事を参考にしてください。

WordPressサイトに有料のレンタルサーバーは必要ない?

WordPressサイトの構築は、仕様によって無料サーバーでも可能ですが、サイトの安全・信頼性を担保するには有料サーバーがおすすめです。

【WordPressサイトに有料サーバーが適している理由】

  • ディスク容量やデータベースが充実しており、安定的にサイト運営ができるから
  • サポートや保証が完備されていて、トラブルや障害時でも安心だから
  • SSL設定がされており、サイト訪問者の安全性を確保できるから
  • マルチドメインが使用可能で、複数のサイト構築ができるから

まとめ|使用目的に合ったレンタルサーバーを選ぼう

レンタルサーバーは主に「共用サーバー」「専用サーバー」「VSPサーバー」「クラウドサーバー」の4つがあり、それぞれ特徴が異なります。

各サーバーにはメリット・デメリットがあるため、サイト規模や管理者のスキル、使用目的、予算などを加味して適切なサービスを選びましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次