Amazonでお目当ての商品を安く買う方法『Keepa』

Keepaを使ってAmazonで安く買う 

Amazonで販売している商品の価格履歴(過去の値動き)をグラフで確認できる「Keepa」というツール(サービス)があります。

また、「Keepa」は、お目当ての商品が希望価格を下回ったらメールなどで通知する機能があります

Keepaは、PCならブラウザ拡張機能で、スマートフォンならアプリで利用できます。いずれも一部機能を除いて無料です。ここで説明する機能は全て無料で利用できます。

Keepaを使って安く買う流れ

基本的な流れとしては下記の通りです。

  1. お目当ての商品の価格履歴を確認する
  2. 現実的な下限価格より少し高い価格を通知設定する
  3. 設定価格より下回ったら通知が来るのでそれまでひたすら待つ
  4. 通知が来たら購入する

Keepaをインストールする

PCでは、ブラウザのChrome・Edge・Firefox・Safariで「Keepa」の拡張機能が提供されています。ブラウザの拡張機能で「Keepa」を検索してインストールして下さい。

スマートフォンは、AndroidとiPhone(iPadも可)ともにアプリが提供されています。Google PlayかApp Storeで「Keepa」を検索してアプリをインストールして下さい。

PCブラウザ版のKeepaの使い方

使い方は簡単です。

Keepaの拡張機能をブラウザにインストールしてからAmazonにアクセスすると、下記のような価格履歴のグラフが表示されます。

上記の商品の例だと、普段は7000円程ですが、タイムセールなどで4000円を下回る場合がある事がわかります。上記の例だと、既にリアルタイムで最安値の状態なので、値下がりを待つまでも無く買ってもいい事が分かります。

もし、今より価格が下がりそうという事であれば、設定した価格以下になったら通知する機能を使って希望価格まで下がるのをひたすら待ちましょう。

通知設定は「商品のトラッキング」タブを選択してから下記の赤枠の部分に希望価格を設定します。

販売者がAmazonの出品だけを狙うのであれば、上記画像の赤枠の部分に希望価格を入力すればいいです。Amazon以外の販売者からの出品でも安ければ買いたいという場合は、上の「Buy Box」の欄に希望価格を入力しましょう。

「Amazon」と「Buy Box」の欄を両方設定する必要はありません。販売者Amazonだけの価格を監視するなら「Amazon」(上記画像の赤枠)に入力、全販売者(Amazonも含む)の価格を監視するなら「Buy Box」に入力、と覚えておきましょう。

不要な入力欄に予め価格が自動入力されているなら削除すれば大丈夫です。(予め価格を自動入力してほしくない場合は「設定」タブから自動入力をオフにできます。)

もし、Amazonアウトレットなどの中古も狙うなら、一番右の「中古」にも希望価格を設定しましょう。Amazonアウトレットは外箱が少し傷んでるだけで新品より2~3割安かったりするのでかなりお買い得です。Amazonアウトレットは徐々に価格が落ちていくシステムなので、人気の無い商品なら更に安くなるまで待った方がいい場合もあります。

希望価格を設定して「トラッキング開始」のボタンを押すと、下記のような通知方法を設定する画面になります。一先ず、スマートフォンに届くメールアドレスを通知先にすればいいでしょう。メールアドレス以外の通知方法がいいなら、ご希望の通知方法を選んで設定して下さい。一度設定すれば次回以降は再度設定する必要はありません。

以上でPC版のKeepaの使い方はマスターです。

スマホアプリ版Keepaの使い方

手順に従って設定を済ませば使えますので、簡単に流れだけを説明します。

ストアから「Keepa」のアプリをインストールして、アプリを開いて初期設定を終わらせます。後は、KeepaアプリでAmazonを閲覧して価格履歴を見て、お目当ての価格を設定してアプリの通知が来るのを待つだけです。

アプリの使い方がよく使い方が分からない場合は、「スマホ Keepa 使い方」などで検索すれば解説しているサイトがいくつも見つかりますのでそちらを参考にして下さい。

最後に

いつからかは忘れましたが、私はKeepaを10年以上使っていると思います。今やAmazonを利用する上で必須中の必須ツールです。

Amazonは商品によっては価格の変動幅が広く、相場も分からない初めて買う商品ではKeepaは必須です。ぼったくり価格で買ってしまう事を回避し、急いでいない商品は安い時を狙って買う事ができます。

以前は対応していませんでしたが、Kindleの電子書籍の価格履歴もKeepaで見る事ができるようになりました。電子書籍は出版社によっては半額以下になるセールを行う事も珍しく無く、安くなりそうな本はなるべくセール中にまとめて買いたいところです。

Keepaを使えば、そういった判断が容易になります。逆に、Keepaが無いと何の判断もできないので、安くなるかも分からない商品をわざわざ頻繁にチェックするのも面倒で高値で買ってしまいがちです。

Keepaを使ってAmazonで賢く買い物をしましょう。

ではでは。