メリットだらけ!食品の原材料を見る癖を付けよう

原材料を見よう 

普段、あなたは食べ物を買う時に原材料を見ていますか?

見ていないなら今日から見る癖を付けましょう。

原材料を見る事はメリットだらけ 

原材料を見るといくつもメリットがあります。

・美味しいかどうか判断基準になる

・不健康なものを回避できる

・中国産など危なそうな産地のものを回避できる

美味しいかどうかの判断基準になる

例えば、乳製品のデザートや飲み物であれば、原材料の先頭に生乳(せいにゅう。なまにゅうじゃないですよ。)もしくは乳製品がきているものが大体当たりです。逆にハズレが多いのは、糖類がトップにきているデザートや飲み物です。

出汁系の調味料もパッケージに惑わされずに原材料をしっかりチェックすると初めての調味料でも失敗する事が少なくなります。

不健康なものを回避できる

ここでは多くの食品に使用されていて日常的に接種している可能性が高く、直ちに影響は無いが将来的に健康面に影響を与えかねない原材料をいくつか紹介します。

・〇〇酸

ハムなどの加工肉で使われている発色剤の亜硝酸ナトリウムは危険なものです。名目上は発色剤ですが、ボツリヌス菌の増殖を抑制する効果があるのでその目的で使われています。ハムやソーセージ・ベーコンなどに含まれるので毎日食べている人も多いのではないでしょうか。保存のきく赤い加工肉には大体入っています。

亜硝酸ナトリウムのように「〇〇酸」といった名前の添加物は気をつけた方が良さそうなものがいくつかあります。栄養ドリンクや飲むゼリー系など少しメディカルな飲料には原材料に複数の「◯◯酸」が含まれている場合が多いです。頻繁に接種するものでは無ければそこまで気にする必要はありませんが、頻繁に接種しているものに「〇〇酸」が含まれるなら、一度安全性を確認した方がいいでしょう。

・人工甘味料

この項は現在深刻化している為、少し長くなります。

回避すべきは人工甘味料は、スクラロース、アセスルファムK(カリウム)、アスパルテーム、サッカリン、ネオテームです。中でも、アスパルテーム・ネオテーム・サッカリンは発がん性を疑われています。

今後も食品に使われる人工甘味料の種類は増えていき、多すぎて名前を覚えられなくなっていくと思います。天然由来の人工甘味料(エリスリトール、ステビア等)を除いて、科学的な人工甘味料は全て警戒するに越した事はないでしょう。

WHOが発がん性の疑いがあると公表

2023年7月、WHO(世界保健機関。国連の専門機関。)はアスパルテームに発がん性の疑いがあると公表しました。4段階のうち、ガソリンの排気ガスと同等の下から2段階目に指定されています。WHOが名指しで発がん性の疑いを公表するのは、状況証拠が相当固まったと考えられます。しかも、ガソリンの排気ガスと同等というのは軽視できないレベルです。

人工甘味料が大量に食卓に並び始めたのが2000年初頭。当初より、発がん性に関してはずっと言われ続け、マウスを使った動物実験でも発がん性だけでなく精神・免疫・代謝などに障害が出るデータが挙がっていました。20年近くを経てやっとWHOが世界に向けて公表した形です。あまりにも遅すぎます。

今やアスパルテームに代わる人工甘味料はいくつも存在し、アスパルテームの需要が減ったとしても他の人工甘味料が取って代わるだけです。仮に一つの人工甘味料が規制されても、既に他の人工甘味料で代替できる土壌が出来上がっているので、いたちごっこのようになるのは目に見えています。私はWHOに対して猜疑心さいぎしんが強いので、そういう土壌ができるまで公表を控えていたのでは無いかと陰謀論すら頭によぎります。(中国・フランスが人工甘味料の輸出量の過半数を占めるので忖度があっても不思議ではない)

加速する人工甘味料の使用

以前までは砂糖が大量に使われるデザートや飲み物を中心に人工甘味料が使われていましたが、最近では少量の甘味ですら人工甘味料に置き換わってきています。それどころか、そもそも砂糖など使われていなかった商品にすら人工甘味料が使われ始めています。

個人的に驚いたのが、ファミリーマートで売っている柿の種にすらアセスルファムKとネオテームが使われていた事です。柿の種に人工甘味料が使われているなんて思いもしなかったので、原材料の確認を怠って気付かずにずっと食べていました。

この柿の種、私が初めて買う商品の原材料をチェックしないなんて事はほぼ無いので、以前は使われていなかった可能性があります。極稀に途中から人工甘味料を使い始める商品もあります。こういうコンビニブランドの商品は下請けメーカーが変わっていつのまにか中身も変わっているケースがあります。

特に、原料価格が高騰している時期は販売価格を据え置く為、コストの安い人工甘味料が使われ始める可能性が高まります。食品価格の高騰で国民の生活が苦しくなればなるほど、人工甘味料を使った商品の割合が増えるといっても過言ではありません。食費と健康は対価です。

食卓で人気の もずく に関しては7~8割方の商品に人工甘味料が使われている始末です。もずくは普段から冷蔵庫に常備している家庭も多いと思うので、もし冷蔵庫にあるならチェックしてみて下さい。お酢まで飲まない人ならそこまで気にしなくていいかも知れませんが。

人工甘味料は、健康に問題が無いから使われているのではありません。コストが安いから使われているのです。少しでも安く作ろうという生産者側の都合です。なんせ、同じ量で砂糖の200~600倍もの甘さです。コスト重視のメーカーが使わないはずがありません。

因みに、先述の柿の種に入っている「ネオテーム」はあまり見ない人工甘味料ですが、アスパルテームの進化系の人工甘味料でなんと砂糖の7000~13000倍の甘さです。「ネオテーム」の特許はコロナウイルスのワクチンで有名なファイザー社が所有しています。名称・桁違いの甘味・特許所有者からして、食品添加物というよりまるで薬品か化学物質ですね。

どう注意すれば良いのか

今の時代、体に良くないと分かっていても人工甘味料を完全に回避するのは難しいです。よっぽど注意深く商品を選んでいない限りは完全に回避できません。日常的にそこまで注意深く生きていくのは大変です。そこで、特に注意すべき商品を挙げておきます。

簡潔に言えば、デザートや飲み物など特に甘味の強い商品で人工甘味料が使われているなら避けた方がいいです。当然ですが、甘ければ甘いほど人工甘味料が使われている量も多くなりがちです。逆に甘さ控えめの商品は人工甘味料が使われていても少量なのでそこまで気にする必要は無いでしょう。

甘味の強い商品の人工甘味料だけを警戒する程度なら、多くの人にとってそこまで難しい事では無いと思います。

・〇号

最近は殆ど見かけませんが、着色料の「赤〇号」なども避けましょう。「赤〇号」には発がん性が疑われているものがいくつかあります。「赤〇号」の発がん性は有名なので昨今ではあまり使われなくなりましたが、牛丼屋などに付いてくる無料の紅ショウガでは未だに使われています。お弁当に添えられている柴漬けなどの赤系の漬物にも使われている事が多いです。

スーパーで売っているものであっても、不自然に赤い食品は「赤〇号」が使われていないか確認した方がいいです。最近では天然由来の着色料が多く出回っているので、まともなメーカーは天然由来のものを使っています。

中国産など危ない産地を回避できる

原材料の項目には産地が書いてあるものも珍しくありません。

今の時代、中国産を完全に避ける事は不可能です。それでもなるべく避けるに越した事はありません。特に残留農薬が多そうな野菜類で中国産は避けた方がいいでしょう。緑黄色野菜など地面の上で育つ野菜は農薬を直接浴びるので残留しやすいです。逆に地面の中で育つ野菜は残留農薬は少なめです。

中国産は農薬だけでなく、大気汚染や土壌汚染、河川などの水質汚染による影響も懸念されます。

うなぎなどの養殖モノも中国産は避けた方がいいです。養殖の過程で病気などを防ぐ目的や成長力を高める目的で大量の抗生剤やホルモン剤が与えられるからです。しかも、中国産は味付けだけでは誤魔化せないほどに臭くて不味いです。不健康で不味いものをわざわざ食べる価値があるでしょうか。

日本にはあまり関係無い話ですが、中国はキムチを作って韓国に輸出をしています。その生産過程や管理状態が不衛生すぎて内部告発画像が出回っているので見た事がある人も多いでしょう。(「キムチ 中国 不衛生」で画像検索すれば大量にヒットします。)

最後に

原材料を見る事はメリットしかありません。健康はもちろん、美味しいものを食べる・作るという観点からも原材料を見る事は重要です。普段から見る癖が無い人は見る癖を付けて下さい。

メーカーによって人工甘味料を使いまくるメーカーとそうではないメーカーで分かれます。人工甘味料を使いまくっているメーカーはあまり消費者の健康に重点を置いていないメーカーなので、メーカー名を覚えて避けるのも手です。

売られているからといって全てが信用できる食品だとは限りません。直ちに健康被害があるわけではありませんが、日々の食事によって将来的に癌などの病気になるかならないかの差は出てくる可能性は大いにあります。

ではでは。